『豚が井戸に落ちた日』 (1996)、『グリーン・フィッシュ』
『ナンバー・スリー No.3』『バッドムービー』 (1997)
『クワイエット・ファミリー』(1998)、『シュリ』 (1999)
『反則王』 (1999)、『JSA』 (2000)、『復讐者に憐れみを』(2001)
『爆裂野球団! YMCA』（2002）、『殺人の追憶』 (2004)
『大統領の理髪師』(2004)、『南極日誌』(2005)
『親切なクムジャさん』(2005) 、『グエムル-漢江の怪物-』 (2006)
『優雅な世界』 (2006)、『シークレット・サンシャイン』（2006）
『グッド・バッド・ウィアード』（2008）、『渇き』（2009）
『義兄弟』(2010)、『青い塩』(2012)、『凍える牙』 (2012)
『スノーピアサー』（2013）、『観相師』（2013）

ソン・ガンホは1991年に演劇界でデビューし、初舞台へ。1996年のホン・サンス監督の映画『豚が井戸に落ちた日』でデビュー。1997年の『ナンバー・スリー』で注目されるようになり、1999年の『シュリ』や2000年の『JSA』で出演映画が大きな成功を収めた。2003年の『殺人の記憶』では田舎刑事役を演じ、2006年に歴代最高の観客動員数を記録した『グエムル―漢江の怪物―』ではヒボンの長男で娘をもつ父の役を演じた。彼にとって初の時代劇出演となった2013年の映画『観相師』では、運勢を読み解く天才観相師ネギョン役を演じた。これまで様々な役柄を演じて観客たちを魅了し、数々の賞を受賞してきたソン・ガンホは何よりも人情味のある風貌で存在感が際立つ、実力派のベテラン俳優である。